【感想】紺青の美術館・アナザーストーリー

一粒で2度美味しい公演スタイル

前回はコナン脱出のメインストーリーのお話。

今作のコナンコラボのリアル脱出ゲームは同じ公演会場で、メインストーリーに挑戦する人とアナザーストーリーに挑戦する人が一緒に謎解きを行います。

アナザーストーリーは謎も大きく変わるので新鮮な気持ちで挑戦できたし、アナザーストーリーの解説はメインストーリーの陰でこっそり行われるので、メインの人もアナザーのネタバレを食らうことはありません。

ただし、謎解きは「メインストーリーの謎を知っている」という前提で物語が進みますので、アナザーから先にやるとメインのネタバレを食らってしまいます。今後再演があるときも必ずメインストーリーから先にやるんだぞ!

アナザーまでやって、やっと完結!

『紺青の美術館からの脱出』アナザーストーリは、メインストーリーの演出の中に散りばめられた伏線をひたすら回収していく回です。

メインストーリーで解説を聞いているときは、「ふーん」という感じで聞いていたものでも、アナザーストーリーに挑戦した後の解説は、めちゃくちゃ感動した記憶があります。

あのときの、あのキャラクターの発言は、ここに繋がっているのか……! とか、アナザーのこれがメインのここに干渉しているのか……! といった、点と点がひとつの線としてつながっていく感じが非常に快感。

こういった形式の謎解き公演、もっといろんな形で広がってほしい。伏線回収に快感を覚える人は一定数いるはずだし。

謎はガラッと変わってます

メインストーリーとアナザーストーリーは、もう謎がガラッと変わってます。

よくもまぁひとつの公演でここまで大きく謎を変えられるなぁ……と、ひたすら感心してしまう。

謎解きの出題形式はメインストーリー挑戦済みで慣れていることもあり、終盤まではわりとサクサク取り組めたと思うんだけどなあ……

やっぱり難しいのは大謎。やりたいこと・やらなきゃいけないことはうっすらぼんやりわかるんだけど、どうすればそれを達成できるのかが思いつかずひたすらモヤモヤするラスト10分を過ごしてしまった。

解説を聞くと「その手があったか!」と、負けを認めざるを得ないといった感じ。

ぜひどっちもやってみて

とっくに公演は終わっているのですが、コナン脱出は毎年定期的に再演が行われていますので、この公演もおそらく再演が行われるでしょう。

(『ロンドン警視庁(スコットランドヤード)からの脱出』は再演やってないから確実に実施されるとは言い切れないけど)

もし再演が行われるなら、これはメインストーリーに参加した人ならアナザーにも絶対挑戦してみましょう。

多分、公演中のさまざまな演出(特に終盤)を見ていると、シビれる体験ができること請け合いです。

そして願わくば、次回コナン脱出も、メインとアナザー2つのストーリーを作ってほしいなぁ…… という贅沢な希望を持ってみたり。