【感想】封鎖された人狼村からの脱出

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新型コロナ危機からの脱出

オンラインリアル脱出ゲームの元祖

2020年、日本は、世界は、新型コロナウイルスの猛威のさなかにいました。世間はソーシャルディスタンス確保の対策に追われ、密閉・密室・密集の三密を避けることが最重要課題となりました。

そしてご存じの通り、リアル脱出ゲームはこの密閉・密室・密集という三密の温床といっても過言ではないくらい、新型コロナウイルスの打撃をもろに受けてしまったわけです。おいおい、SCRAPもいよいよ存続の危機か。多かれ少なかれ、多くの謎解き愛好家は思ったことでしょう。

しかしタダでは起きないSCRAP。リアルで脱出ゲームができないなら、オンラインでできるリアル脱出ゲームを作ればいいじゃないか。ということでできあがったのが、この『封鎖された人狼村からの脱出』です。

ある意味、運がよかった

今でこそオンラインで楽しめる謎解きや脱出ゲームもたくさん登場しているし、音楽や芸術の分野でも無観客ライブなどが配信されるようになりました。こういうのに参加して毎回思うのが「新型コロナウイルスが流行したのがまだこのころで助かった」ということです。

今はネット環境もおおよそ整っているし、Zoomなどのようなオンライン会議システムやライブ配信のシステムが整っているから、こうして新型コロナ禍の中でも私たちはエンタメを楽しむことができているわけです。

これが、あと数年新型コロナが流行るのが早かったら、こういったシステムが整うのも間に合っていなかった可能性もあり、エンタメ難民になっていたかもしれません。

もしかしたら新型コロナが社会のインフラを発展させた、といえるかもしれません。が、やはり土台が整っていたからこそできたことだと思いますし、ほんと、不幸中の幸いだったなぁ……とつくづく思います。

『封鎖された人狼村からの脱出』とは

村に潜む人狼を見つけ出せ

さて、本題に戻りまして『封鎖された人狼村からの脱出』がどういう公演かというと。基本的には世間的によく知られている人狼ゲームと同じです。村人の中に隠れている人狼がだれか探し出すというシンプルなゲームです。

ただし、いつもの人狼ゲームだと自分も当事者(村人側もしくは人狼側等)として議論に参加して人狼を見つけ出す(もしくは吊られないように立ち振る舞う)わけですが、この公演では完全第三者目線、いわゆる「確白」の立場から村人たちの議論を整理整頓して人狼を見つけ出していきます。そして、これを作ったのはSCRAPですから、当然謎解きもあります。さらに、最終的には人狼に襲われた村を助け出す方法まで考え出さなければなりません。

  1. 謎も解く
  2. 人狼もみつける
  3. 村を救う方法も考える

つまりこういうことです。この話を聞いたときの私。

やることが多い!

いやまぁ知ってたけどね。

謎解き3割、ロジカル7割

今回プレイしてみましたが、謎解きの難易度自体はそこまで高くはありません。メインが「人狼を見つけ出すこと」に置かれているからかもしれませんが、オフラインの謎解き公演でも序盤も序盤に出てくるレベルの謎がほとんどです。謎数はそこそこありますけど、謎解きにそんなに時間をもっていかれることはないでしょう。

むしろ時間がかかるのは情報の整理整頓。今回数人の登場人物がいますが、だれがいつなにをしたのか、という情報を整理して、あとから出てくる追加情報なども加味しながら誰が人狼かを考えていく論理ゲームのほうが時間がかかります。

ただ、慣れている人であれば「あぁ……これラストはこういう展開になりそう」という想像をすることはそんなに難しくないと思うので、そこまで難しく考えなくてもいいかとは思います。私は途中でなんとなく展開見えちゃいました。

所要時間(ソロプレイ)について

今回私はソロプレイで挑戦しました。所要時間は上の通り。

途中休憩なしでプレイして、19時40分くらいに開始、22時20分くらいに終了してますので、だいたい2時間40分くらいで完全クリアした感じです。謎解きにはそんなに時間はかかりませんが、先ほど書いたように論理ゲームを解いている時間と、あとなにげに動画を見る時間が結構かかります。

ソロじゃなかったらもう少し時間短縮はできると思います。ソロでも慣れている人であればここから30~1時間くらい短縮はできるんじゃないかなぁ。

(あとおまけ謎が結構難しかった)

この公演の醍醐味とは

謎もそんなに難しくないし、情報整理も慣れている人であればそこまで頭抱えて悩むほどのことでもないとは思うこの公演。

何がおもしろかったかというと、伏線の回収。この公演の一番の醍醐味は、謎を解いたり人狼の目星をつけたりした後の伏線を回収した瞬間が、いちばん楽しい!

謎を解いたり、もしくは謎を解くためのヒントを探したりするためにサイト内を行ったり来たりするわけですが、欲しかった情報がこんなところに! という瞬間がいくつかあり、そういった伏線を回収できたときが心躍りますね。

そういったのが好きな人にはささる公演だと思います。

そういえば……

日曜朝に放送されている『がっちりマンデー』でSCRAP特集がされていたとき、視聴者プレゼントにこの公演を抽選で1000名にプレゼントされていましたね。

私はリアタイ視聴ができなかったのでTVerで見ていたのですが、そのプレゼント発表されたとき思わず「社長、お前本気か……?」と漏らしちゃいました。

こうして謎解きの裾野を広げていこうという魂胆ですね、わかります。

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